七区小学校PTA脱退への道 1 脱退を決意するまで 七区小学校PTA脱退への道 2 脱退届作成まで 七区小学校PTA脱退への道 3 脱退届提出 七区小学校PTA脱退への道 4 校長、PTA会長と会談 七区小学校PTA脱退への道 5 波乱の教頭先生 七区小学校PTA脱退への道 6 決着 七区小学校PTA脱退への道 7 振り返って 七区小学校PTA脱退への道 8 参考に |
現在の住所に引っ越して4年半ほどになるが、引越しての感想がえらく小学校PTAからの配布物が多い事だった。 昨今小学校のPTAも地域との交流、繋がりが大切だということで長男が入学する前から小学校の運動会のパンフレットが学区内の世帯だからということで配布されていましたが、当節のPTAはそこまでやらないといけないのかと疑問に思い、他人事ながらPTA役員の仕事量は想像もしたくないと小学校PTAからの配布物を目にする度に思っていました。 さてそんな小学校のPTAであるが長男の入学から2年半ほどはなんとか付き合ってきたつもりだった。もちろん妻と私で小学校のPTAについて話をすると、内容は行事の多さ、行事の内容などそれだけで話も尽きないほどだった。もちろんそこまで必要ないだろうとか活発にPTA活動している側からは到底考えも及ばない話しだろうが...こういう話をする度にPTAが不要だとの思いが日々強まっていたのであろう。 どのPTAでもほとんどそうであろうが役員の選出には苦労しているようで長男が在校の小学校PTAも地区ごとに副会長を選出するのだが地区の集会を開いてくじ引きで決定することになった。もちろんそんな集会は付き合っていられないので出欠は欠席で委任状を記入して返事を返しておいた。書式は毎度おなじみのどこかに丸を付けてくださいと言いつつ 「役員をする」 「できる人がいなければする」 のような結局しないという選択は許さないというものだった。ちなみに欠席の場合はくじ引きとなったら役員が変わりにくじを引くと書いてあった。ここまでだったら今までにも同じようなことが何度もあった気がする。 その数日後、夜八時過ぎのことだった。遅い夕食の途中で一本の電話が我が家に掛かってきた、小学校PTAの当地区の副会長からだった。妻が電話に出て私に代わったのだがこれが酷いものだった。委任状を提出しているにもかかわらずわざわざ電話を掛けてくるのも普通ではないと思うのだが、もしくじが当たったら引き受けてもらえますかという話だった。下の子供も小さいので無理ですとお断りしても引き下がらない。何度お断りしてもやってもらわないと困りますの一点張りで多分十分以上は同じ事を言っていた様に思う。さらに追い討ちを掛けるように学年代表はやってもらえるんでしょうね、とえらい勢いで迫ってくる。こちらも突然のことで返答しかねると、ほかの保護者が黙っていませんよだったか許しませんよだったかこんな調子だった。 こちらも、強要の次は恐喝ですかとは言ってみるもののもう辟易である。最後の電話を切る前には、「どこの小学校に行ってもPTAは有りますよ」 とそんな調子だった。 PTAの活動となるとやはり妻の出番が多くなるが、副会長がこの調子ではここ七区小学校PTAも組織の常で声が大きい方が力が有る様なのでここからPTA脱退への道を歩むこととなった。これから大体二週間弱ほどはどうやってPTAから脱退するか思案の日々となったのだ。 |
Copyright (c)1999-2010 M.Kashino / All rights
reserved